日本初、もしかしたら世界初かもしれないひとりの歌手とのべ2,000人を超える発達障害という個性をもつ子ども達とのノンフィクションがついに出版されることとなりました。
『歌手』とはもちろんビリー諸川さんその人です。
スタート当初は〝ロカビリーキッズツアー〟という名称もなかったし、子ども達はもちろんロカビリー自体を知らない世代の保護者の方々。そもそも皆さん僕よりかなり歳下ですから(笑)
ましてやこのようなカタチは想像もしていませんでした。
障害療育の専門家ではないビリーさんがギター1本で子ども達と向き合い、回数を重ねるうちに幾つもの奇跡が生まれ、その軌跡をまとめた本がその世界では多くの専門書を出している出版社から出るんです。
ビリーさんの師である帯を書いて下さった湯川先生。もちろん30年前は今を想像されることはなかったと思いますし心の底から喜んでおられると思います。
長い間、忙しい中で執筆活動に打ち込まれていたビリーさんの思いがこもった、子ども達や関わった人達の思いがこもった一冊。
2019年10月20日
〝人間と歴史社〟より出版。
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